かつて入れた入れ墨を後悔されている方や、後悔はしていなくとも就職・結婚・出産に際し家族や子供の為に消したいと考えられる方も多くいます。
そんな方々の為に、クリニックなどの医療機関では入れ墨を消す方法もいくつか用意されています。
その中のレーザーで入れ墨を消す方法について、少しご紹介いたしましょう。
レーザーで消すとは?
レーザーを使用して入れ墨を消すことには、正確には2種類あります。
レーザーを何度も照射して入れ墨を薄くしていく方法と、レーザーを利用して入れ墨の入っている箇所の皮膚を削り取る方法です。
一般的に入れ墨を消すレーザー治療というと、レーザー照射での治療を指します。
レーザー照射の回数は?
レーザーを照射して入れ墨を薄くしていく方法では、その入れ墨の色素がどのくらい皮膚の奥深くまで浸透しているか、どの色を使って入れ墨を入れているか、サイズによっても回数は変わってきます。
黒や濃紺などの濃い単色の入れ墨の場合はレーザーがよく反応する為落としやすく、赤や水色、黄色など鮮やかな色はレーザーが反応しにくく残ってしまう傾向があります。
回数の目安ですが、細い黒い線のみの入れ墨の場合は数回でほぼ分からなくなるほど落とすことも可能ですが、鮮やかな入れ墨や手彫りで色素が深くまで沈着している場合には10数回の照射が必要になる場合もあります。
人それぞれ入っている入れ墨も違う為、正確なところは実際に医師に見てもらい、診断してみなければ分かりません。
レーザー照射の痛み
よく「輪ゴムで弾かれたような痛み」と表現されています。
レーザーを照射する部位によって違いがあり、足首や手の平など比較的皮膚が厚く固い部分は痛みが弱く、お腹など皮膚がきめ細かい部分は強く痛みを感じるでしょう。
レーザー照射の金額
人により回数が違う為、1回の値段を表示するクリニックがほとんどです。
またサイズにより当然その1回の金額も異なります。
相場としては1cm×1cmで10,500~18,000円くらいとなっています。